こんにちは。Avaniの大地です。今日は街づくりを考えていく中で非常に
興味深い記事があったので紹介したいと思います。
machi創り、愛着度アップの参考になりそうなデータです。
以下掲載内容です。
「通りに愛称が付いていると迷わずに街を歩ける」‐
九州最大の繁華街、福岡市・天神や大名地区を訪れた人
の約8割がこんな実感を抱いたことが、地元企業や行政
関係者らでつくるまちづくり団体「We Love 天
神協議会」の社会実験で明らかになった。同協議会は今
後、愛称の定着を図り、市民や観光客にとって快適な街
歩きをサポートしていく方針だ。
実験は、観光客が訪問先で安心して移動できる環境整
備を目指す国土交通省の事業「まちめぐりナビプロジェ
クト」(略称・まちナビ)の一環。昨年11月から今年
1月まで、天神と大名地区の一部で実施した。
計57の通りに「メルヘン通り」「1丁目カフェ通り」
などの愛称を付け、それを記した案内プレートを建物の
壁面などに掲示。愛称入りの地図も百貨店などで配布した。
こうした試みが街歩きの利便性向上につながったかど
うかを探るため、昨年12月から今年1月にかけて、買
い物客や地域の店舗関係者にアンケートを実施。計70
0人から回答を得た。
「まちナビによって街歩きが分かりやすくなると思う
か」との質問では、「分かりやすくなる」「やや分かり
やすくなる」が合わせて81、4%。週1回未満訪れる
人に「まちナビ」の効果を尋ねたところ、約4割が「効
率的に施設を回れるようになる(なった)」と答えた。
地図やプレートについては、利用者の約7割が「役に
立った」と回答。愛称入りの地図を持っていれば、目的
地にたどり着くまでの「遠回りルート選択回数」が半分
近くまで減少する効果も裏付けられた。
天神や大名は道が入り組んでおり、店舗の入れ替わり
も激しいため、道案内が難しいとの指摘もある。通りの
愛称が快適な街歩きに一定程度役立つことが明らかにな
ったことで、同協議会は地元関係者らを交えて、愛称定
着に向けた方策などを論議していく。
=2007/04/12付 西日本新聞朝刊=
わかりづらい、入りにくい、方向感覚が分からなくなる、といったぼやきが
聞こえてくる河原町問屋街内ですが、ひとつづつの道に愛称をつければ、
そのなんだか迷路のような通路が返って河原町に愛着を持ってくれるきっ
かけになるかもしれないなと思いましたね。
そういう愛称を募集したらみなさん応募したりしてくれるでしょうか・・?
う~ん、まずどのくらい河原町を知ってる人がいるのかが問題ですけど^^;
インド・ナチュラル雑貨Avani
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